ぼらの館

KagoshimaniaXというWebメディアやったり、雑誌の雑誌の連載書いたり、テレビとかラジオに出てる鹿児島のおっさん

薩摩剣士隼人で鹿児島を読み解く~第一話だいやめをすっど!~

来週土曜日Z氏が来鹿するから君も帰ってきなさい>ゆうくん

僕です○┓

先日から薩摩剣士隼人ネタが多いのですが。

県外の方が見ると?って思う部分もあるかもわからないので、自分なりの解釈を交えつつ解説をば・・・エヴァやらガンダムやら、普及の名作には解釈が存在するので、隼人にもあっていいんじゃないかと!

その前に基礎知識を
【オープニング】
たかがご当地ヒーローとなめてかかった方はまずここで驚くはずです。
「山が燃え 鳥が舞い 雲は流れ 波はしぶく 剣を心に歩む道 たぎる薩摩の風が吹く!薩摩剣士隼人!」

という歌詞なのですが、山が燃えというここの部分、燃えなのか萌えなのかというところでとらえ方があるようです。スタッフブログに記述あり。
http://hayato555555.blog27.fc2.com/blog-entry-67.html

オープニングだけ一生懸命見てたら、今さら気付いたのですが、隼人の兜飾り、鹿児島県の形をしている!

【ボッケモン】
ぼっけもんとは鹿児島弁で挑戦心がある、豪胆な、向こう見ずな、大胆な、無鉄砲な、豪傑な、やんちゃな、元気な、無茶な、荒くれ者、ウジウジしない、肝っ玉が太い、無邪気な 様・人物を表現した言葉です(WikiPediaより)
ここで登場するボッケモン(ボッケモンスター)については公式サイト参照
http://hayatoproject.com/hayato-character.htm

第一話



【だいやめをすっど】
標準語訳:晩酌をするぞ!です。
だいやめについては後記します。

【黒ヂョカ太郎】
黒ヂョカとは:薩摩を代表する酒器です。焼酎サーバーに水と混ぜた焼酎をしばらく置いて、黒ヂョカに入れて温めて飲みます。囲炉裏で直火にかけるというのがおいしい飲み方のような気がしますが、直火がダメな黒ヂョカもあるので注意が必要です。
そんな黒ヂョカのボッケモンが黒ヂョカ太郎さんです。酒を注ぐ機能を実装しているようです。
某ローカル新聞に「黒ヂョカ」というコーナーがあり、うちの父親がフューチャーされたと言うのは別な話し。

【吉野狐】
鹿児島の古典大石兵六物語に登場する狐らしいです。
コンコンは一族が滅ぼされたと勘違いしているようですが、本当は封印されたというところらしいです。

【んだもしたん】
標準語訳:あらやだ、大変なことになった的なニュアンスです。
しまったという言葉には他に該当する言葉があるので違うと思います。
コアなかごんま弁ユーザーになると「んだしたーん」であったり「だしたーん」になります。

【鹿児島郷土スイーツ】
あくまき、じゃんぼもちあたりは歴史長いのかと思うのではないかとおもうのですが、白クマなんかは新興勢力かと思われます。
白熊については天文館むじゃきが有名で、桃鉄に登場する物件白熊屋はきっとむじゃきが該当するのではないかと思いますが、製菓メーカーセイカの白熊もおいしいです、たまに県外でも見かけます。学生時代バイトをしていた広島のバイヤーさんにも評価高かったです。
参考までにセイカ白熊のCMをば。http://www.seikafoods.jp/tv_cm.htm

【みんなさぁ、おやっとさぁぐぁした、こいからもきばいもんそ】
標準語訳:皆様、お疲れさまでした、これからもがんばりましょう
○○さぁというのは○○様といった具合です。今後登場するボッケモンに応用が利くのでここで覚えておきましょう。
おやっとさーはお疲れ様の意です。鹿児島に来られる方はこれだけ知っていればおkです。

【だいやめ】
晩酌の意です。他にのんかた(飲み会)という言葉もあるのですが、
家族または近親者とその日の労をねぎらうのがだいやめ、大勢で盛大にやるのがのんかたでいいんじゃないでしょうか。

【あ゛~なんつあならん!】
標準語訳:あーなんともいえん!
ガンダム風に説明すると、ファースト最終話、ホワイトベースクルーに歓迎されるアムロの名言「こんなにうれしいことはない」あたりに該当する言葉でもあります。

このだいやめシーンの「なんつあならん」大変素晴らしいです。
薩摩剣士隼人第一話で最も注目すべきシーンだと思います。
平成6年夏の甲子園樟南高校が福岡―田村のバッテリーで準優勝したわけですが、その当時の応援実況の是枝さんによる「なんつあならんど!」に次ぐ共感度の高い「なんつあならん」であると言えるのではないでしょうか。
非常にクオリティの高い、教科書通りの「なんつあならん」ですので、是非ここを目指しましょう。

【やっせんぼう】
標準語訳:弱虫、ヘタレ
高いところに登れない、歯医者の前で泣き散らかす子には
「やっせんぼが!おとこんこやっどが!」とお叱りが入ります。
やっせんぼが!おんなんこやっどが!と言わないところは郷土風土なのでしょうか。

あなたも街でヤッセンボー様にやっせんぼーシールを貼られたら
「うわぁ、なにこれー」と叫びましょう。

【おすわり】
薩摩犬つんつんですが、西郷隆盛が連れていた犬がつんという名前だったらしく、そのあたりが名前の由来じゃないでしょうか。獰猛でありながら、温和で従順な性格も持つという薩摩犬の特徴をよく表したキャラがつんつんなのであります。

【隼人!きばいやんせ!】
標準語訳:はやと!がんばってください!
長渕剛ファンの方はピンとくるワードじゃないかと思います。
霧島市長がこの歌はワシのために作ったと主張しているようですが、
霧島市民、主に旧牧園町民はこのネタ一笑に付しております。

【あいがとさげもす】
標準語訳:ありがとうございます
敵と戦う直前にマスクをはずし焼酎をたしなむという隼人の強さを如実に表すシーンであります。

【はしっとにぎっちょれ】
標準語訳:しっかりにぎっとけ
このセリフ疑念が残るわけですが、発音的には「はし(っ)とにぎっちょれ」が正解です。
荷物などを持つ際によたよたしていると「はしとにぎっちょかんか!」と怒られるわけです。
そして、敵に向かってこういうことができるのが薩摩剣士隼人の最大の魅力ではないでしょうか。

【無刃剣・十字丸】
隼人の愛刀であります。ドラマだけ見ていたら武人剣にきこえてしまいますが、
無刀剣であります。るろうに剣心緋村剣心がもつ逆刃刀的な存在ではないでしょうか。
強く優しい隼人がここまでたどりつくには多くの敵を殺め、血なまぐさい修羅場をかいくぐってきたのではないかと推測されます。

【薩摩示現流
つんつんやら隼人が使う剣術は薩摩に古来から伝わる薩摩示現流であります。
華麗な殺陣を披露していますが、薩摩示現流は二の太刀いらずの剣と呼ばれ、
一撃必殺の流派であり、かの新撰組近藤勇も「薩摩者と闘うときは一撃目をかわせ」と言っているほどであります。
しかし、薩摩示現流には様々な動きがあると言われ、その習得は困難であるそうです。
示現流を極めた隼人であるからこその殺陣であり、必殺技「破影之太刀(はえいのたち)」なのであります。必殺技のシーン掛け声が「エェイ」であり、「チェスト」じゃないの?と思われる方もおられるかもですが、エェイも示現流の掛け声なのであります。
るろうに剣心に登場する薩摩出身の剣士は「キェェェェェイ、チェストー」という掛け声で切りかかるのですが、エェイとチェストの複合であります。

【よか立会じゃった、またすっが!】
標準語訳:いい立ち合いだったぞ!またやるぞ!
命を狙う敵に対してこのセリフ、隼人の強さと(ry
隼人にとって、敵との戦いは魂のぶつかりあい、そして相手を理解するためのものなのです。

【隼人は本当に焼酎を飲んでいる】
マスクを外して飲みます。飲んでるところをこの目で見ました。
一緒に飲めるヒーローって斬新!
一緒に飲ませていただいた席の終盤、実はそこそこよくろって(よっぱらって)いたのではないかと思います。

もうちょっとテーマを絞った方がいいのかと思いましたがこの辺で。
何気に時間がかかるので次回は未定です。

おわり